今日は大学の授業にすらついていけず、ポンコツだった私が
薬剤師国家試験(第105回)を1発で合格した方法についてご紹介!
まだ間に合う!薬剤師国家試験!
私は大学の授業についていけず留年の経験があります。
研究室に入るまでDNAとたんぱく質の違いすらわかっていませんでした・・・
さらに直前の11月の模試での正答率は125問(250点)をたたき出しドン引きされる経験あり。
そんな私が国試本番で250問(500点)正答し、1発合格した方法をご紹介します!
カリキュラムは変わってるけど、本質的な考え方は変わらないはずので安心して読んでください!
薬剤師国家試験の本質
まず、過去3回の薬剤師国家試験の受験者数、合格者、合格率、合計点をみてみましょう。
第106回 | 第107回 | 第108回 | |
総受験者数 | 14,031 | 14,124人 | 13,915人 |
合格者 | 9,634人 | 9,607人 | 9,602人 |
合格率 | 68.66% | 68.02% | 69.00% |
合格点 | 430点(215問) | 434点(217問) | 470点(235問) |
開催される年によって合格点が変わっていますね。
毎年だいたい9,600人ほどの薬剤師が誕生していることがわかります。
ではどんな人が合格する試験なのでしょうか?
「あらゆる分野で点をとった人?」「たくさん勉強した人?」
ちがいます。
「68%に入れる人」が合格できる試験なのです。
「68%に入れる人」というのは、
「みんながやっていることと同じことをやって点数をとる人」です。
聞いたことある言葉が出てきた気がしませんか。
「みんなが解ける問題を解けるようにする」
現役時代、薬剤師国家試験の対策を行っているゼミの先生方から私自身よく聞かされた言葉です。
そんなことわかっているよ、という言葉が聞こえてきそうです。
もう少し深めてみましょう。
この言葉を聞くのは、特に領域別問題集です。
「正答率が高い問題を解けるようにしようね、なぜならみんなが解けるから」
という文脈で使用されます。
これ、実は過去のことや解きやすさについて言っているんですよね。
これを本質的に言い換えると
「正答率が高い問題を解けるようにする人が多いから、みんなと同じ勉強をしましょうね」
となります。
つまり「みんなが解ける問題を解けるようにする」というのは、
「まわりのみんな(今年の受験生)がやっていることと同じことをやって点数をとる」
=「まわりのみんな(今年の受験生)やっているところと同じところを勉強して、解けるようになる」
ということになります。
これは
「まったくわかっていない分野があったとしても合格する。
なぜなら、まわりのみんな(今年の受験生)も同じところをまったくわかっていないはずだから。」
ということでもあるんです。
本番で解けない問題
国試が終わったあとにtwitterで問題が流れてくることがあります。
よく見かけるのが、
「こんな問題が出るなんで無理だ!解けるわけない!」
「いままで見たことない分野だから得点できるわけない」
みなさんもSNSでこのような投稿を見たことはないでしょうか?
おそらくですが、出題者も解けるわけないと思って出しています。
だから解けなくていいんです、誰も得点できると思って出してないから。
(つぎの年の受験生たちに勉強しといてほしいなぁって気持ちはあると思う)
偶然知っているか、鉛筆を転がして運良くあたりが出た人しか正解できない問題というのはあります。
これを勉強しはじめるとキリがなく、時間も脳みそも足りません。なので
「未知の問題に対応するために幅広く勉強しないといけない!」
「誰も知らないところでも得点しなければならない!」
などとは絶対に思ってはいけません。
※ただし前年に出てきた新しい分野などは勉強してください。みんな勉強するんで。
結局どうすればいいのか
一番のおすすめは誰かと一緒に勉強をすること。
ときどき他の友人や知り合いとも話してみて、自分の立ち位置を確認する。
・自分の勉強している分野が時期的に妥当なものか?
・力を入れて勉強するべき場所なのか?そうでないのか?
・効率よく勉強している人は今何をしているのか?
私コミュ障なんですが、まわりの人たちが優しくていろいろ教えてくれました。
みんなもまわりの人頼ろうね。たぶん話してくれると思います。
直前講座について
“やまかけ”について。
やまかけを受けようかな?どうしようかな?って思っている人。
ここまでの記事の内容を読んでくれた人だったら私の考えはもうわかってもらえると思うんだけど、大多数の人が知っていることを知らないと単純に不利。って思う。(まわしものじゃないよ)
やまかけは確か申し込みの人数が確認できたと思うからそれを見てからでもいいとは思うけどね。
おわりに
国試の勉強してると思い詰めたりすると思うけど、
私が勉強してたときは「精一杯やって届かなかったら仕方ないか」ぐらいの感覚でやってました。
いい結果になることを祈っているけど、
もし、いい結果に届かなくても人生長いしまぁそんなこともあるからね。
もうちょっと書きたいことがあるので、そのうちつづきを書きます、たぶん。
続きを書きました!
コメント