はじめに
私は第105回薬剤師国家試験を3ヶ月の勉強で合格しました。
11月模試125問正解→1月模試203問正解→本番250問正解で合格。
そんなわたしが行った勉強について解説をしていきます。
ポイント
目的をはっきりさせる
合格するのが目標です。
得点上位何%!とかマジでどうでもいいので、
合格最低点より上に滑り込むことだけを常に考えること。
直前期は物理、化学は、ほぼ勉強しない。
物理と化学はほかの科目に繋がりにくい。
さらに、難しく勉強に時間がかかるのに得点を生み出しにくい。
薬剤師国家試験は、物理と化学が0点だったとしても受かる試験であることを理解しておく。
(自分でも確認してみてほしい。必須も生物5点で理論上可能である)
各科目の出題数、必須問題、出題傾向、得点しなければならない点数を必ず把握しておく。
不安に負けて得点にならないところを勉強しないようにする。
基本は青本
わたしの周りの人は、ほとんど青本のみで乗り切っている。
解説もしっかりしているので青本だけでなんとかなる。
おそらく、色々なものに手を出す余裕はない。
前年の問題を本番1週間前に解く
本番は、思ったより解けない、得点を取れていない、と感じる人が多いと思う。
前年の問題は本番のよい練習になるので、得点の取りづらさを直前に理解してほしい。
そして本番で絶望することがないようにして欲しい。
参考書
青本
青本は薬ゼミが出している解説+問題集
問題としては前年を除いた過去問が載っている。(前年分は巻末に)
一般的な使用方法
一般的な使用方法としては2~3周ほどをオススメしている人が多いと思う。
わたしの使用方法
物理、化学は1~2周ほどぱらぱらっと
残りの科目はわかるようになるまで時間が許す限りやる。
何周とかはあまり関係ないと思った方がいい。
(そのうち記事書きます)
領域別問題集
薬学ゼミナールが出している領域別に分かれて参考正答率が載っている
特徴としては過去の受験者の正答率がわかるところ(青本ではわからない)
一般的な使用方法
正答率が60%よりあるものを問いていく。って教わると思う。
みんなが解ける問題を解けるようになりましょう、ってことと
解きやすくてみんなが解けるから。だと思う。
わたしの使用方法
基本的に青本と同じ問題が載っているので、
青本を端から端まで舐めるようにやっている科目はやる必要がない。
物理と化学はあまり青本をやっていなかったので、正答率が80%よりあるもののみ確認をした。
模試・やまかけ
模試は必然的に受けることになると思うけど、受けるべき。
模試の解き直しはやったけど、「必要なかったかなぁ」とも思う。
出題されている問題や傾向、その年にもよるので、できればまわりの人と相談したほうがいい。
やまかけに関しては何回か書いているけど、大勢の人が受けてそうだったら受けるべき。
勉強:注意点
難しい問題は最初とばしても問題ない
勉強をすすめる途中で難しい問題で詰まっていては時間が惜しいのでとばして問題ない。
特に1周目は慣れることが大事なのでさくさくやる。
何周かしていると、「あれ?これわかるぞ?」ってなってくるから大丈夫。
最終的には、物理、化学、実務以外はわからない問題を潰しておきたい。
本番は”知識”を使って”未知の問題を解く”
本番の試験では”知識そのもの”ではなく、
“知識を使って、見たことのない問題を解く”ということが求められる。
勉強するときにも、”問題を解ける”ようにするだけではなく、
“求められている知識が何なのか”理解しながら進める必要がある。
(少し分かりづらいのでまた記事を書きます)
おわりに
薬剤師国家試験で直前期や受験している途中に諦めてしまった人を何人も見ました。
最後まで諦めなければなんとかなる、なんて無責任なことは言えませんが、
それでも諦めないでほしいと思っています。
国家試験の考え方についてはコチラも参考にしてください!
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